【例文15選】面接官を惹きつける転職理由の伝え方！ネガティブな本音をポジティブに変換する3ステップ

「面接で転職理由を聞かれるのが、一番怖い…」
「人間関係や給料が理由なんて、正直に言ったら絶対に落とされるよね？」

初めての転職活動、特に面接を前にして、あなたも今こんな不安を抱えていませんか？

何を隠そう、私自身もそうでした。新卒で入社した会社を2年で辞めようと決意したものの、転職理由をうまく言語化できず、面接ではしどろもどろ。お恥ずかしながら、書類選考で100社以上に落ちた経験もあります。

でも、安心してください。この記事を読み終える頃には、どんなネガティブな退職理由も、面接官が「この人を採用したい！」と思わず唸るような、魅力的な転職理由に変えることができます。

元転職エージェントのマーケティング担当として、数多くの求職者と企業の採用担当者を見てきた私が、採用の裏側まで知り尽くした視点から、あなたの転職を成功させるための「転職理由の作り方」を徹底解説します。

この記事では、

面接官が転職理由を聞く本当の意図
一発で落ちるNG転職理由
ネガティブな本音を最強の武器に変える3ステップ
理由別・職種別にそのまま使える例文15選

など、あなたの面接通過率を劇的にアップさせるノウハウを、私の失敗談も交えながら具体的にお伝えします。もう転職理由で悩むのは終わりにしましょう。

なぜ面接官は転職理由を必ず聞くのか？3つの意図
これだけは避けたい！一発で落ちるNG転職理由ワースト3
【Jobornが伝授】ネガティブな本音を最強の転職理由に変える3ステップ
【理由別】そのまま使える！ポジティブ変換後の転職理由例文10選
【職種別】キャリアチェンジの転職理由例文5選
それでも不安なあなたへ。転職理由に説得力を持たせる3つの裏ワザ
【体験談】100社落ちた私が、転職エージェントを使って年収2倍を実現した話
20代・初めての転職なら、このエージェント一択！
まとめ｜自信の持てる転職理由で、理想のキャリアを掴もう！

なぜ面接官は転職理由を必ず聞くのか？3つの意図

まず、敵を知ることから始めましょう。面接官が「なぜ転職するのですか？」と質問するのには、必ず明確な意図があります。主に以下の3点を確認するためです。

1. すぐに辞めないか？（定着性の確認）

企業にとって、採用には大きなコストと時間がかかっています。そのため、「入社しても同じ理由ですぐに辞めてしまうのではないか」という点を最も懸念しています。

厚生労働省の調査によると、新規大卒就職者の就職後3年以内の離職率は32.3%（※）にも上ります。面接官は、あなたの退職理由を聞くことで、ストレス耐性や問題解決能力を測り、自社で長く活躍してくれる人材かを見極めようとしているのです。

（※出典：厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和３年３月卒業者)を公表します」）

2. 自社で活躍できるか？（志望動機との一貫性）

転職理由は、あなたのキャリアプランや仕事に対する価値観が凝縮されたものです。「現職では実現できない〇〇を、貴社でなら実現できると考えた」というように、転職理由と志望動機に一貫性があると、入社意欲の高さとキャリアビジョンの明確さが伝わり、説得力が格段に増します。

3. 人柄や価値観は自社に合うか？（カルチャーフィット）

どんなに優秀な人材でも、会社の文化や価値観に合わなければ、本人も組織も不幸になってしまいます。例えば、「チームで協力しながら進める仕事がしたい」という転職理由の人が、個人主義的な社風の会社に入っても長続きはしないでしょう。面接官は、あなたの転職理由から垣間見える人柄や価値観が、自社のカルチャーにマッチしているかを確認しています。

これだけは避けたい！一発で落ちるNG転職理由ワースト3

次に、これだけは絶対に言ってはいけないNGな転職理由をご紹介します。良かれと思って話したことが、実は面接官に悪印象を与えているケースは少なくありません。

1. 「給料が低い」「残業が多い」など不満だけの理由

「給料が低くて…」「残業が多くて休みも取れず…」 これらは多くの人が抱える本音の退職理由ですが、これをそのまま伝えてしまうのはNGです。

面接官には「待遇さえ良ければどこでも良いのか？」「うちの会社でも不満が出たらすぐ辞めるのでは？」といったネガティブな印象を与えてしまいます。

2. 「上司と合わなくて…」他責・批判的な理由

「上司の指示が曖昧で…」「同僚が協力的でなくて…」たとえ事実であっても、前職の会社や人間関係に対する不満や悪口は絶対に避けましょう。

「環境が変わっても同じように他人のせいにするのではないか」「協調性に問題がある人物かもしれない」と判断され、採用が見送られる可能性が非常に高くなります。

3. 「キャリアアップしたい」具体性のない抽象的な理由

一見するとポジティブに聞こえる「キャリアアップ」という言葉ですが、これだけでは具体性がなく、面接官には何も響きません。

「どんなスキルを身につけ、どのようにキャリアを築きたいのか」「なぜそれが今の会社ではダメで、この会社なら実現できるのか」まで具体的に語れなければ、「何も考えていない、ただの定型文」だと思われてしまいます。

【Jobornが伝授】ネガティブな本音を最強の転職理由に変える3ステップ

では、どうすればネガティブな本音を、面接官を惹きつける転職理由に変えられるのでしょうか？難しく考える必要はありません。以下の3つのステップに沿って、あなたの考えを整理していきましょう。

ステップ1：まずは本音の退職理由を全て書き出す（自己分析）

誰にも見せる必要はありません。まずは正直に、あなたが「会社を辞めたい」と思った理由を、紙やスマホのメモに全て書き出してみてください。

上司の高圧的な態度が嫌だ
3年働いても給料が全く上がらない
毎日終電まで残業しているのに、評価されない
単純作業の繰り返しで、スキルが身についている気がしない

など、どんなネガティブな感情でも構いません。この「本音」が、あなたの転職の軸を見つけるための最も重要な鍵になります。

ステップ2：ネガティブ→ポジティブへの「変換辞書」を使う

次に、書き出したネガティブな理由を、ポジティブな言葉に変換していきます。これは、嘘をつくのではなく、物事の視点を変える作業です。

以下の「変換辞書」を参考に、あなたの退職理由を言い換えてみましょう。

ネガティブな本音	ポジティブな変換後
給料・評価が低い	成果や実力を正当に評価してくれる環境で、より高いモチベーションを持って貢献したい
人間関係が悪い	チームワークを重視し、メンバーと協力しながら目標を達成できる環境で働きたい
残業が多い・休みがない	業務効率を常に意識し、生産性高く働くことで会社に貢献したい
仕事がつまらない	より顧客の課題解決に直接的に関われる仕事で、やりがいを感じたい
成長できない	〇〇の専門スキルを身につけ、より広い領域で会社に貢献できる人材になりたい
会社の将来性が不安	成長市場である〇〇業界で、自身の経験を活かして会社の成長に貢献したい

ステップ3：「過去(理由)→現在(活かせる経験)→未来(貢献)」のストーリーで締めくくる

ポジティブな言葉に変換できたら、最後にそれを一本のストーリーにまとめます。以下のフレームワークに当てはめるだけで、説得力のある転職理由が完成します。

【過去】転職を考えたきっかけ（ポジティブ変換後）
- 例：「現職では、チームで協力して目標達成することの重要性を学びました。」
【現在】その経験から得たスキル・学び
- 例：「その経験から、異なる意見を調整し、チームの士気を高めるコミュニケーション能力を培うことができました。」
【未来】だから、貴社でこう貢献したい
- 例：「貴社のチームワークを重視する文化の中で、私の強みである調整力を活かし、プロジェクトの成功に貢献したいと考えております。」

この3段構成で語ることで、単なる不満ではなく、前向きな意志を持った転職であることをアピールできます。

【理由別】そのまま使える！ポジティブ変換後の転職理由例文10選

ここからは、具体的な例文を理由別・職種別にご紹介します。丸暗記するのではなく、ステップ3のフレームワークを意識しながら、あなた自身の言葉でアレンジして使ってみてください。

例文1：人間関係が理由の場合

現職では、個人で目標を追うスタイルが主でしたが、プロジェクトを進める中で、異なる部署のメンバーと連携し、一つの目標に向かうことに大きなやりがいを感じました。この経験から、よりチームワークを重視し、メンバーそれぞれの強みを活かしながら相乗効果を生み出せる環境で働きたいと考えるようになりました。貴社の「チームで成果を最大化する」という価値観に強く共感しており、私が培ってきた調整力を活かして貢献できると確信しております。

例文2：給与・待遇が理由の場合

現職では、新規顧客開拓において3年間、常に目標の120%を達成してきました。しかし、年功序列の風土が強く、個人の成果が正当に評価される機会が少ないと感じておりました。今後は、年齢や社歴に関わらず、実力や成果が正当に評価される環境に身を置くことで、より高いレベルで自己成長し、事業に貢献したいと考えています。成果主義を掲げる貴社でなら、高いモチベーションを維持しながら、売上拡大に貢献できると考えております。

例文3：残業・労働時間が理由の場合

現職では、業務の属人化が進んでおり、効率化を図るための提案を重ねてきましたが、改善には至りませんでした。この経験から、個人の努力だけでなく、組織として生産性を高める仕組みづくりが重要だと痛感しました。貴社が積極的にITツールを導入し、業務効率化を推進されている点に大変魅力を感じています。私もITパスポートの資格を取得するなど自己研鑽に励んでおり、生産性高く働くことで、より大きな成果を出して貴社に貢献したいです。

例文4：会社の将来性が不安な場合

現職は〇〇業界に属しておりますが、市場の縮小に伴い、将来的な事業展開に限界を感じております。変化の激しい時代を生き抜くためには、成長市場に身を置き、自身も変化し続ける必要があると考え、転職を決意いたしました。中でも、急速に市場が拡大しているDX領域に強みを持つ貴社に大変魅力を感じております。現職で培った顧客折衝能力を活かし、未経験の分野ではございますが、一日も早く貴社の戦力となれるよう尽力いたします。

例文5：仕事内容が合わない・つまらない場合

現職では主にルーティンワークを担当しており、業務の正確性やスピードを追求してまいりました。その中で、業務改善の提案を行った際に、課題を発見し解決することに大きなやりがいを感じる自分に気づきました。今後は、より能動的に顧客の課題解決に踏み込める仕事に挑戦したいと考えております。顧客の課題解決を第一に考える貴社のコンサルティング営業職であれば、私の強みである分析力と課題発見能力を最大限に活かせると考えております。

例文6：スキルアップ・成長が見込めない場合

現職では事務職として3年間、書類作成やデータ入力といった基本業務を一通り経験し、業務の正確性とスピードには自信があります。業務に慣れる中で、より専門的なスキルを身につけ、会社への貢献度を高めたいという思いが強くなりました。具体的には、日々のデータ入力の経験からデータ分析に関心を持ち、現在では統計検定の資格取得に向けて勉強しております。今後は、専門的なスキルを磨ける環境で自己成長を遂げ、将来的にはデータに基づいた業務改善提案なども行える人材として、貴社に貢献したいと考えております。

例文7：社風が合わない場合

現職では、トップダウンで指示された業務を正確にこなすことが求められてきました。その中で、業務効率を改善するためのアイデアを思いつくことがあり、もっと社員一人ひとりの主体性を尊重し、チームで意見を出し合いながら仕事を進めていける環境で働きたいと考えるようになりました。貴社のホームページで「若手の意見を積極的に取り入れるボトムアップの文化」を拝見し、大変魅力に感じております。私の強みである「気づく力」と「提案力」を活かし、貴社の風通しの良い環境で、積極的に業務改善などに貢献していきたいです。

例文8：契約社員・非正規からの転職の場合

契約社員として3年間、〇〇の業務に携わってまいりました。任された業務には責任を持って取り組み、2年目からは後輩の指導も任されるなど、社員の方々と同等の意識で貢献してきた自負がございます。この経験を通じて、今後はより一層、裁量と責任のある立場で長期的な視点を持って企業に貢献していきたいという思いが強くなりました。貴社で正社員として腰を据え、これまで培ってきた〇〇の経験を活かすことはもちろん、新しい業務にも積極的に挑戦し、将来は組織の中核を担う存在として成長していきたいと考えております。

例文9：業績悪化・倒産が理由の場合

私が所属しておりました事業部が、会社の経営方針の転換により、残念ながら縮小されることになりました。私自身は現在の仕事にやりがいを感じておりましたが、これを自身のキャリアを見つめ直す良い機会と捉え、転職を決意いたしました。厳しい状況下ではありましたが、最後まで担当業務の引き継ぎを全うし、周囲と協力して混乱を最小限に抑えることに尽力しました。この経験から、予期せぬ変化にも冷静に対応する力が身についたと感じております。今後は、安定した経営基盤を持つ貴社で、安心して長く働きながら、これまでの経験と変化対応力を活かして貢献していきたいと考えております。

例文10：やりたいことが他にある場合

現職では営業事務として、お客様の契約手続きやお問い合わせ対応を担当しております。お客様と直接関わる中で、契約後のフォローだけでなく、その前段階である「お客様が商品を知り、興味を持つきっかけ」となるマーケティングの分野に強い関心を持つようになりました。そこで、1年前から独学でWebマーケティングの学習を始め、先日Web解析士の資格を取得いたしました。現職で培った顧客視点と、自ら学んだマーケティングの知識を掛け合わせることで、より大きな成果を出せると確信しております。未経験からの挑戦となりますが、貴社のマーケティングアシスタントとして一日も早く戦力となり、事業の成長に貢献したいです。

【職種別】キャリアチェンジの転職理由例文5選

キャリアチェンジの際に使える転職理由として使ってみてください。

例文11：営業職 → 事務職

営業として3年間、お客様のニーズをヒアリングし、最適な提案を行うことに注力してまいりました。その中で、お客様だけでなく、社内の営業メンバーをサポートすることにも大きなやりがいを感じるようになりました。特に、データ分析に基づいた資料作成で営業活動を支援し、チームの目標達成に貢献できた経験は、私の自信に繋がっています。今後は、営業現場で培った「先回りして相手のニーズを汲み取る力」を活かし、営業事務として事業部全体を支え、会社の成長に貢献したいと考えております。

例文12：販売職 → 営業職

現職の販売職では、お客様との対話の中から潜在的なニーズを引き出し、ご満足いただける商品を提案することに努め、売上全国トップ10の実績を上げることができました。この経験を通じて、もっと長期的にお客様と関係を築き、より深く課題解決に貢献したいという思いが強くなりました。無形商材を取り扱い、顧客との長期的な関係構築を重視する貴社の法人営業であれば、私の強みである傾聴力と提案力を最大限に発揮し、事業拡大に貢献できると考えております。

例文13：事務職 → ITエンジニア

現職では事務職として、Excelマクロを活用した業務効率化に積極的に取り組んでまいりました。自身が作成したツールによって、チームの残業時間を月平均10時間削減できたことに大きな達成感を覚え、プログラミングで課題を解決する面白さに目覚めました。現在は、プログラミングスクールに通いながらPythonとSQLを学習しており、学んだ知識を活かして簡単なタスク管理アプリを自主制作しました。事務職として培った「業務フロー全体を理解する力」と「丁寧な資料作成能力」は、エンジニアとして要件を正確に把握し、チームで開発を進める上で必ず活かせると考えております。未経験からの挑戦ですが、この学習意欲と課題解決への情熱を武器に、一日も早く貴社のサービス開発に貢献したいです。

例文14：営業職 → Webマーケター

営業としてお客様と直接対話する中で、「どうすればより多くの方にこの製品の価値を届けられるだろうか」と考えるようになり、Webマーケティングの可能性に強く惹かれました。1年前から独学を開始し、書籍やWebサイトでSEOや広告運用について学ぶだけでなく、個人でブログを立ち上げてアクセス解析を行うなど、実践的なスキル習得に努めてまいりました。先日、Google アナリティクス個人認定資格（GAIQ）も取得いたしました。営業で培った「顧客のニーズを的確に捉える力」と「目標達成へのコミット力」は、データに基づいたマーケティング戦略を立案・実行する上で必ず活かせると確信しております。顧客視点を忘れないマーケターとして、貴社のサービス拡大に貢献したいです。

例文15：公務員 → 民間企業

公務員として3年間、窓口業務を通じて地域住民の方々の暮らしをサポートすることにやりがいを感じてまいりました。一方で、決められた手続きの中で業務を遂行する中で、よりスピード感のある環境で、自身のアイデアや工夫を反映させながら主体的に価値を創造する仕事に挑戦したいという思いが強くなりました。特に、革新的なサービスで社会課題の解決に取り組む貴社の事業内容に強く共感しております。公務員として培った「法令遵守の意識」「正確無比な事務処理能力」「多様な方々と円滑に関係を築く調整力」は、民間企業で信頼を土台にビジネスを推進する上で必ず活かせると考えております。一日も早く貴社の業務プロセスを吸収し、貢献できるよう尽力いたします。

それでも不安なあなたへ。転職理由に説得力を持たせる3つの裏ワザ

ここまで読んでも、「やっぱり自分一人で考えるのは難しい…」と感じる方もいるかもしれません。そんなあなたのために、さらに説得力を高めるための裏ワザを3つご紹介します。

裏ワザ1：退職理由と転職理由は分けて考える

面接で主に聞かれるのは「転職理由」です。「退職理由」ではありません。

退職理由：過去（辞めるきっかけ）
転職理由：未来（転職で実現したいこと）

ネガティブな退職理由はあくまで「きっかけ」と捉え、面接では未来志向のポジティブな転職理由を中心に語ることを意識しましょう。

裏ワザ2：企業の口コミサイトで「求められる人物像」を把握する

応募先企業がどんな人材を求めているのかを事前に知ることは非常に重要です。企業の採用ページだけでなく、社員のリアルな声が集まる口コミサイト（OpenWorkなど）もチェックし、「どんな人が活躍しているか」「どんな価値観が重視されているか」を把握しましょう。

その上で、企業の求める人物像と自分の強みが重なる部分をアピールすることで、転職理由の説得力が格段に増します。

裏ワザ3：転職エージェントに壁打ち相手になってもらう

自分一人で考えた転職理由は、どうしても独りよがりになりがちです。そこでおすすめなのが、転職のプロである転職エージェントに相談することです。キャリアアドバイザーは、何百人もの転職を支援してきた経験から、客観的な視点であなたの強みを見つけ出し、企業に響く転職理由を一緒に考えてくれます。面接官役として模擬面接をしてもらうことも可能です。

【体験談】100社落ちた私が、転職エージェントを使って年収2倍を実現した話

何を隠そう、私自身が転職エージェントの力を借りて、人生が変わった一人です。

新卒で入社した会社は、長時間労働が当たり前で給料も低い典型的なブラック企業でした。「頑張りが正当に評価される会社に行きたい」という一心で転職活動を始めましたが、当時は全くの未経験。独学で作成した職務経歴書と付け焼き刃の転職理由では、書類選考すら通りませんでした。100社以上応募して、心が折れかけました。

そんな時、藁にもすがる思いで登録したのが転職エージェントでした。キャリアアドバイザーは私の話を親身に聞いてくれた上で、「あなたの強みは、長時間労働という環境下でも投げ出さなかった継続力と、その中で業務改善を試みた主体性ですよ」と、自分では気づけなかった強みを言語化してくれたのです。

そして、その強みを活かせる企業をピンポイントで紹介してくれ、企業ごとに合わせた転職理由のブラッシュアップや面接対策まで徹底的にサポートしてくれました。結果、たった1ヶ月で希望の企業から内定を獲得し、年収は2倍以上にアップしました。

もし、あの時一人で転職活動を続けていたら、今の自分は絶対にありません。だからこそ、今悩んでいるあなたにも、プロの力を借りるという選択肢を知ってほしいのです。

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とはいえ、転職エージェントは担当者との相性も非常に重要です。「なんだか合わないな…」と感じることもあります。自分に合った最高のパートナーを見つけるためにも、できれば2〜3社のエージェントに登録し、比較検討することを強くおすすめします。