職務経歴書が一行も書けないあなたへ。まずは「行動」を箇条書きにするだけ

職務経歴書が一行も書けないあなたへ。まずは「行動」を箇条書きにするだけ

「さあ、転職活動を始めよう!」

そう決意してパソコンを開き、職務経歴書のテンプレートをダウンロードしたものの、真っ白な画面を前に、カーソルだけが点滅している…。

「私なんかに書けるような、特別な実績なんてないし…」 「そもそも、何から書けばいいのか全く分からない…」

そんな風に、一行も書けないまま時間が過ぎていき、だんだん焦りと不安だけが大きくなっていませんか?

大丈夫です。その気持ち、痛いほどよく分かります。 かつての私も、そして私がこれまでサポートしてきた多くの20代の方が、全く同じ場所で手が止まっていました。

でも、安心してください。職務経歴書が書けないのは、あなたにアピールすることがないからではありません。単に「書き出す順番」と「自分の強みの見つけ方」を知らないだけなのです。

この記事では、難しいことは一切抜きにして、誰でも今日から実践できる「魔法の3ステップ」で、あなたの職務経歴書をスラスラ書けるように変えていきます。

具体的には、

  • なぜ職務経歴書を前にすると手が止まるのか、その根本原因
  • 特別な実績がなくても大丈夫!「行動の箇条書き」から始める超簡単な作成術
  • あなたの隠れた強みを引き出し、採用担当者に響くアピールに変える方法
  • どうしても書けない時に頼れる「プロの力」を借りる裏技

まで、あなたの悩みをすべて解決します。

 

なぜ、職務経歴書を前にすると手が止まってしまうのか?3つの原因

職務経歴書のイメージ

まず、安心していただくために、あなたが「書けない」と感じる原因を明らかにしましょう。これは決して、あなたに能力や経験がないからではありません。多くの人が陥る、共通の思い込みが原因なのです。

 

原因1:「実績」や「成果」を特別なものだと勘違いしている

職務経歴書と聞くと、「売上を150%アップさせた」「〇〇プロジェクトを成功させた」のような、華々しい実績を書かなければいけないと思っていませんか?

もちろん、そうした実績は大きなアピールになります。しかし、採用担当者は全員がリーダー経験や営業成績を求めているわけではありません。

むしろ、「日々の業務にどう向き合い、どんな工夫をしてきたか」「基本的な業務をいかに正確に、効率的にこなせるか」といった、再現性のあるポテンシャルを見ています。あなたが「当たり前」だと思ってやってきた仕事の中にこそ、宝物は隠れているのです。

 

原因2:いきなり完璧な文章を書こうとしている

白い紙を前に、「さて、自己PRを書くか…」と、いきなり完成形を目指そうとしていませんか?これは、小説家がプロットも考えずに長編を書き始めるようなものです。

職務経歴書は、いきなり「文章」を書こうとすると必ず失敗します。まずは素材集めから始めるのが鉄則。小さなブロックを組み立てるように、パーツ(素材)を集めてから、最後に文章として繋ぎ合わせれば良いのです。

 

原因3:自分の強みやスキルを客観的に理解できていない

「私の強みは…なんだろう?」と聞かれて、すぐに答えられる人は多くありません。毎日仕事をしていると、自分のスキルや得意なことは「当たり前」になってしまい、それが他人から見て価値のあるものだとは気づきにくいのです。

特に、事務職やバックオフィス系の職種は、営業職のように成果が数字で見えにくいため、「自分にはアピールできるスキルがない」と思い込んでしまいがちです。

 

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【超簡単】まずはここから!職務経歴書の呪いを解く「行動の箇条書き」ワーク

採用担当のイメージ

お待たせしました。ここからが本題です。 いきなり文章を書こうとするから、手が止まるのです。まずは、頭の中を整理するゲームだと思って、リラックスして取り組んでみてください。

用意するのは、紙とペン、もしくはスマホのメモ帳だけです。

 

ステップ1:担当業務を「動詞」で書き出す(例:電話をとる、データを入力する)

まず、これまであなたが仕事でやってきた「行動」を、できるだけ細かく、箇条書きで書き出してみましょう。

ポイントは「~する」「~した」という動詞で終わらせること。難しく考えず、本当にささいなことで構いません。

【例:営業事務の佐藤さんの場合】

  • 電話をとる
  • 来客対応をする
  • 請求書を作成する
  • データを入力する
  • 備品を管理する
  • 郵便物を発送する
  • 営業資料の作成を手伝う
  • 会議の議事録をとる

 

ステップ2:「誰に」「何を」「どうしたか」を追記する

次に、ステップ1で書き出した「行動」に、具体的な情報を肉付けしていきます。 「5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)」を意識すると、より具体的になります。

【例:営業事務の佐藤さんの場合】

  • (誰に)取引先からの電話に(どう)一次対応する
  • (誰に)来社されたお客様を(どこへ)会議室へ案内し、お茶を出す
  • (何を)営業担当者の実績データを基に、毎月請求書を作成する
  • (何を)顧客情報をExcelのフォーマットに入力する
  • (何を)社内のコピー用紙や文房具の在庫を確認し、発注する

 

ステップ3:「数字」や「工夫したこと」をプラスする(小さなことでOK)

最後に、ステップ2の内容に「数字」や「あなたなりに工夫したこと・意識したこと」を加えて、より具体的にします。ここが、あなただけの「強み」に変わる重要なポイントです。

華々しい成果である必要は全くありません。「〇〇を意識した」「〇〇を改善した」という小さな工夫でOKです。

【例:営業事務の佐藤さんの場合】

  • (数字)1日平均20件ほどの取引先からの電話に、丁寧な言葉遣いを意識して一次対応した。
  • (工夫)来社されたお客様を待たせないよう、営業担当者のスケジュールを常に把握し、スムーズに会議室へ案内することを心がけた。
  • (数字・工夫)毎月約50社分の請求書を、ミスがないようダブルチェックを徹底し、期日内に作成・送付した。
  • (工夫)顧客情報の入力ミスを防ぐため、入力用のチェックリストを自作し、作業効率を10%向上させた。

どうでしょうか? 単なる「電話対応」や「データ入力」が、具体的なスキルや仕事への姿勢が伝わるアピールポイントに変わってきませんか?

これが、職務経歴書の「素材」になるのです。

 

「行動」を「強み」に変換する!採用担当者に響く職務経歴書の書き方

みんなで職務経歴書を見ているイメージ

素材が集まれば、あとはプラモデルを組み立てるように、決まったフォーマットに当てはめていくだけです。

 

職務経歴の基本構成をおさらい

まずは基本的な構成を確認しましょう。この順番で組み立てていきます。

  1. 日付・氏名
  2. 職務要約
  3. 職務経歴
  4. 活かせる経験・知識・スキル
  5. 自己PR

 

職務要約:箇条書きにした「行動」をまとめるだけ

職務要約は、あなたがどんな会社でどんな仕事をしてきたのかを3~4行でまとめる部分です。 先ほどの「行動の箇条書きワーク」で出てきた要素を繋ぎ合わせれば、簡単に作成できます。

【例文】 株式会社〇〇にて約3年間、営業事務として営業担当者3名のサポート業務に従事してまいりました。主な業務として、月間約50件の請求書作成、データ入力、電話・来客対応などを担当。特に、顧客情報の入力においてはチェックリストを自作することで、ミスなく迅速に業務を遂行することを心がけ、作業効率の改善にも貢献いたしました。

 

活かせる経験・知識・スキル:言い換え言葉辞典(事務職編)

ここでは、あなたのスキルをより魅力的に見せる「言い換え」が効果的です。先ほどのワークで出てきた「行動」を、ビジネス用語に変換してみましょう。

日常業務(行動) アピールできるスキル(言い換え)
電話・来客対応 基本的なビジネスマナー、コミュニケーション能力、傾聴力
データ入力 PC基本スキル(Word, Excel)、正確性、情報処理能力、集中力
書類作成(請求書など) 資料作成能力、期日管理能力、正確性
備品管理・発注 スケジュール管理能力、調整力、コスト意識
営業のサポート サポート力、協調性、状況把握能力

 

自己PR:エピソードを添えて具体的に伝える

自己PRは、あなたの強みを具体的なエピソードで裏付ける場所です。 ここでも「行動の箇条書きワーク」で出てきた「工夫したこと」が役立ちます。

【自己PRの構成】

  1. 強み(結論): 私の強みは「〇〇」です。
  2. 具体的なエピソード: 前職では「行動の箇条書きワーク」で深掘りしたエピソードを話す。
  3. 貢献(結論): その強みを活かして、貴社でこのように貢献したいです。

【例文】 私の強みは、業務の課題を見つけ改善する「主体性」です。

前職では、顧客情報の入力作業において、担当者によって入力形式が異なり、データの不整合が起こるという課題がありました。そこで、誰が入力しても統一されるよう、入力項目を定めたチェックリストの作成を上司に提案し、導入いたしました。結果として、入力ミスが大幅に減少し、月初のデータ集計作業の時間を約10%短縮することに成功しました。

この経験で培った主体性と課題解決能力を活かし、貴社の業務効率化に貢献していきたいと考えております。


 

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どうしても書けない…そんな時はプロに頼るのが最速の近道

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ここまで読んでも、「やっぱり自分一人で書くのは難しい…」と感じる方もいるかもしれません。

そんな時は、無理せずプロの力を借りましょう。それが、転職を成功させるための最も賢く、最速の近道です。そのプロとは、転職エージェントです。

 

転職エージェントが「職務経歴書の神」である3つの理由

転職エージェントは、ただ求人を紹介してくれるだけではありません。特に職務経歴書が書けずに悩んでいる人にとっては、まさに救世主のような存在です。

  1. あなたの強みを客観的に発掘してくれる
    キャリアアドバイザーとの面談を通じて、あなた自身が「当たり前」だと思っている経験の中から、「それは立派なスキルですよ」「その経験は〇〇業界で高く評価されます」といった、プロの視点でアピールポイントを発掘してくれます。
  2. 通過する職務経歴書の「型」を知り尽くしている
    彼らは何百、何千という職務経歴書を見てきたプロです。どんな書き方が書類選考を通過しやすいか、企業がどこを見ているかを熟知しています。あなたが作った職務経歴書の「素材」を、通過率の高いフォーマットに当てはめて、一緒にブラッシュアップしてくれます。
  3. 面談対策まで一貫してサポートしてくれる
    職務経歴書は、完成したら終わりではありません。面接では、そこに書かれた内容について深く質問されます。エージェントは、職務経歴書の内容と一貫性のある面接の受け答えまで、トータルでサポートしてくれます。

「自分一人で1週間悩む」よりも、「プロと1時間話す」方が、圧倒的に質の高い職務経歴書が完成することは間違いありません。

 

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まとめ|職務経歴書は「完璧」じゃなくていい。まずは一歩踏み出すことが大切

踏み出す画像

職務経歴書を前に手が止まってしまうのは、あなたがダメだからではありません。いきなり完璧を目指し、自分の強みを見つけられていないだけです。

この記事で紹介した「行動の箇条書きワーク」は、その呪いを解くための最初の、そして最も重要な一歩です。

  1. まずは「動詞」で行動を箇条書きにする
  2. 「誰に」「何を」「どうしたか」を追記する
  3. 「数字」や「工夫」をプラスする

この3ステップで集めた「素材」を組み立てれば、あなただけの、説得力のある職務経歴書は必ず作れます。

そして、もしそれでも一人で抱え込んでしまうなら、迷わず転職エージェントというプロの力を借りてください。悩んでいた時間が嘘のように、道が開けるはずです。

真っ白な画面は、あなたの未来の可能性そのものです。完璧な書類を目指すのではなく、まずは今日の小さな一歩を踏み出してみましょう。あなたの転職活動が、成功裏に終わることを心から応援しています。


 

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