20代未経験から事務職は厳しい?元採用担当が教える転職成功のコツとアピール術

20代未経験から事務職は厳しい?元採用担当が教える転職成功のコツとアピール術

「今の仕事、立ち仕事で体力的にきつい…」
「土日休みでプライベートも充実させたいな…」
「でも、事務職なんてやったことないし、PCスキルにも自信がない…」

20代で未経験から事務職を目指すあなたは、今まさにこのような不安と期待の板挟みになっているのではないでしょうか?

とくに、アパレル販売や飲食店の接客など、これまでお客様と直接関わる仕事をしてきた方ほど、「自分にデスクワークが務まるだろうか」「20代後半からじゃもう遅いかも」と感じてしまいがちです。

ご安心ください。結論から言えば、20代なら未経験から事務職への転職は十分に可能です。

こんにちは!20代特化の転職・求人サイト「Joborn」です。私は以前、企業の採用担当として、多くの20代未経験者の方の採用に携わってきました。

元採用担当者の視点から、なぜ「事務職は厳しい」と言われるのか、そしてその壁を乗り越えて未経験から事務職への転職を成功させるための具体的な方法を徹底的に解説します。

きっと、あなたの今の経験が事務職でどう活かせるのかが明確になり、自信を持って転職活動への第一歩を踏み出せるはずです。

 

結論:20代なら未経験から事務職への転職は十分に可能!

20代なら未経験から事務職への転職は十分に可能!のイメージ

インターネットで検索すると「未経験から事務職は厳しい」「やめとけ」といったネガティブな情報も目に入り、不安になりますよね。しかし、繰り返しになりますが、20代であればポテンシャルを評価され、未経験からでも事務職に転職できる可能性は非常に高いです。

まずは、なぜ「厳しい」と言われるのか、そして企業がそれでも20代の未経験者を採用したい理由を理解しておきましょう。

 

なぜ「厳しい」「やめとけ」と言われるの?3つの理由

ネガティブな意見があるのには、主に3つの理由があります。

  1. 人気が高く、有効求人倍率が低いから
    事務職は「残業が少ない」「土日休み」「体力的負担が少ない」といったイメージから、非常に人気の高い職種です。そのため、1つの求人に対して応募が殺到しやすく、他の職種に比べて有効求人倍率が低い傾向にあります。厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、例えば「一般事務の職業」の有効求人倍率は常に低い水準で推移しており、競争率が高いことがデータからもわかります。
  2. AIに代替されるという懸念があるから
    近年、RPA(Robotic Process Automation)などの技術発展により、定型的なデータ入力や処理業務はAIに代替されるという予測があります。「将来性がない」という文脈で「やめとけ」と言われることもあります。
  3. 誰でもできる仕事だと思われがちだから
    「事務=簡単」というイメージを持つ人もいますが、実際は専門知識や高いコミュニケーション能力、細やかな気配りが求められる奥深い仕事です。このギャップを知らずに転職し、「思っていたのと違った」と感じてしまうケースもあります。

 

企業が20代未経験者を採用する本当の理由とは?

競争率が高いにもかかわらず、多くの企業が20代の未経験者を採用しています。その理由は、企業が「即戦力」だけでなく「将来のポテンシャル」を重視しているからです。

  • 素直さと吸収力の高さ: 20代は特定の社風に染まりきっておらず、新しい知識や会社のルールを素直に吸収してくれると期待されています。
  • 長期的な活躍への期待: 若いうちから育成することで、将来的に会社の中核を担う人材になってほしいと考えています。
  • 基本的なPCスキルがあればOK: 企業独自のシステムを使うことも多いため、入社時点ではWordやExcelの基本操作ができれば「あとは入社後に教えればいい」と考えている企業は多いです。

つまり、企業はあなたに「事務職の経験」がないことよりも、「これからどれだけ成長してくれそうか」という伸びしろを見ているのです。

 

20代前半と後半で難易度は変わる?

正直に言うと、20代前半(〜24歳)の方が、よりポテンシャル採用の傾向が強く、有利なのは事実です。

しかし、20代後半(25〜29歳)でも全く遅くはありません。 20代後半の場合、ポテンシャルに加えて「これまでの社会人経験で培ったスキル」を求められます。アパレル販売員ならコミュニケーション能力や目標達成意欲、飲食店勤務ならマルチタスク能力やクレーム対応力など、あなたの経験を事務職でどう活かせるかを具体的にアピールすることができれば、十分に内定を勝ち取れます。

 

意外と知らない?事務職の具体的な仕事内容と種類

事務職の具体的な仕事内容と種類のイメージ

「事務職」と一言でいっても、その種類は様々です。自分に合った仕事を見つけるためにも、まずはどんな種類があるのかを知っておきましょう。

事務職の種類 主な仕事内容
一般事務 部署内のサポート全般。書類作成、データ入力、電話・来客応対、備品管理など、業務範囲が広いのが特徴。
営業事務 営業担当者のサポート役。見積書・請求書の作成、受発注管理、納期調整、顧客からの電話応対など、社外とのやり取りも多い。
経理事務 会社のお金に関わる専門職。伝票整理、入出金管理、経費精算、決算業務の補助などを行う。簿記の知識が求められることが多い。
人事・総務事務 社員が働きやすい環境を整える仕事。入退社手続き、勤怠管理、社会保険手続き、社内イベントの企画・運営など。
貿易事務 商品の輸出入に関わる事務。通関書類の作成、輸送便の手配、運送会社とのやり取りなど。語学力が活かせることも。

 

自分に合う事務職の見つけ方

  • 人と関わるのが好きなら… 営業事務や人事・総務事務は、社内外の多くの人とコミュニケーションを取る機会があります。
  • コツコツ作業が得意なら… 一般事務や経理事務は、正確性が求められるデータ入力や書類整理などの業務が中心です。
  • スキルアップを目指したいなら… 経理事務や貿易事務は専門知識が必要となるため、手に職をつけたい方におすすめです。

 

【未経験者向け】採用担当者に響く3つの必須スキル

採用担当者に響く3つの必須スキルのイメージ

未経験から事務職を目指す上で、経験の代わりとしてアピールすべきスキルが3つあります。

 

①基本のPCスキル(Word, Excel)は最低限必要

プログラミングのような専門スキルは不要ですが、Wordでの文書作成やExcelでの簡単な表計算・関数(SUM, AVERAGE程度)はできた方が良いでしょう。 もし自信がなければ、転職活動と並行して勉強しておくことを強くおすすめします。MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)などの資格を取得すれば、スキルの客観的な証明になります。

 

②コミュニケーション能力は最重要スキル

事務職は黙々とパソコンに向かう仕事だと思われがちですが、実はコミュニケーション能力が最も重要です。 電話応対、来客応対はもちろん、他部署の社員との連携や、営業担当者への報告・連絡・相談など、円滑に仕事を進めるためには必須のスキルです。 特に、接客や販売の経験がある方は、このスキルを存分にアピールできます。

 

③正確性とスピード感

書類作成やデータ入力において、小さなミスが大きな問題に繋がることがあります。そのため、情報を正確に、かつスピーディーに処理する能力が求められます。 「〇〇の業務を、ミスなく時間内に完了させた」といった具体的なエピソードがあると、説得力が増します。

 

アパレル・接客業経験は宝の山!事務職で活かせる強みの見つけ方

事務職で活かせる強みの見つけ方のイメージ

「私には事務で活かせる経験なんてない…」と思っていませんか?そんなことはありません。あなたの今の仕事経験は、事務職で大いに活かせる「ポータブルスキル(持ち運び可能なスキル)」の宝庫です。

大切なのは、あなたの経験を事務職の言葉に「翻訳」してあげること。

 

「売上目標を達成した経験」→「目標達成意欲・計画性」

  • 翻訳例: 「前職では、毎月の個人売上目標〇〇円に対し、達成率120%を維持してきました。目標から逆算して日々の行動計画を立て、達成に向けて主体的に動くことができます。この計画性を、事務職におけるタスク管理や納期管理に活かせると考えております。」

 

「お客様への対応経験」→「傾聴力・調整能力」

  • 翻訳例: 「日々様々なお客様のご要望をお伺いし、最適な商品をご提案する中で、相手の意図を正確に汲み取る傾聴力が身につきました。また、時にはクレーム対応も経験し、お客様と店舗側の双方にとって納得のいく解決策を見出す調整能力も養いました。このスキルは、電話応対や部署間の連携において必ず役立つと確信しております。」

 

「在庫管理や発注業務」→「数字の管理能力・正確性」

  • 翻訳例: 「アパレル販売員として、商品の在庫管理や発注業務も担当しておりました。数百点ある商品の在庫数を正確に把握し、売上データと照らし合わせながら過不足なく発注する業務を通じて、数字を正確に扱う能力と管理能力を培いました。この経験は、経費精算やデータ入力といった事務作業の正確性に繋がると考えております。」

このように、あなたの経験を具体的に言い換えるだけで、採用担当者にとって非常に魅力的なアピールになります。

 

▼もっと詳細な強みの見つけ方についてはこちらの記事を参考に

事務職転職、資格は必要?MOS・簿記は取るべきか

事務職転職、資格は必要?のイメージ

結論:資格がなくても内定は可能。でも…

資格がなければ絶対に受からない、ということはありません。しかし、未経験者の場合、資格は「やる気」や「最低限の知識があること」を客観的に示す有効なツールになります。 特に、他にアピールできる実績が少ないと感じる場合は、取得しておくと安心材料になるでしょう。

 

アピール材料として有効な資格一覧

  • マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS): WordやExcelのスキルを証明する最もポピュラーな資格。持っていると「PCの基本操作は問題ない」と判断されやすいです。
  • 日商簿記検定(特に2級以上): 経理事務を目指すなら必須級。一般事務でも、簿記2級を持っていると「数字に強く、コスト意識がある」と評価され、採用の可能性が大きく上がります。
  • 秘書検定: ビジネスマナーや一般常識が身についている証明になります。特に、役員秘書や総務事務などを目指す場合に有効です。

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20代未経験の転職活動!成功に導く5つのステップ

20代未経験の転職活動!成功に導く5つのステップのイメージ

ここからは、実際に転職活動を始めるための具体的な5ステップをご紹介します。

 

STEP1: 自己分析で「なぜ事務職か」を明確にする

面接で必ず聞かれるのが「なぜ未経験から事務職になりたいのですか?」という質問です。 ここで「楽そうだから」「土日休みだから」といった本音だけを伝えては、採用担当者には響きません。 これまでの経験と事務職を結びつけ、「〇〇の経験で培った△△のスキルを、□□という形で貴社の事務職として貢献したい」という前向きな理由を準備しましょう。

 

STEP2: 履歴書・職務経歴書でポータブルスキルをアピール

職務経歴書には、ただ業務内容を羅列するのではなく、先ほど紹介した「ポータブルスキルの翻訳」を意識して、具体的なエピソードや数字を盛り込みましょう。 採用担当者は、あなたが「何をしてきたか」よりも「何ができるか」「どう貢献してくれるか」を知りたいのです。

 

STEP3: 求人サイトと転職エージェントを賢く使い分ける

  • 転職サイト: 自分のペースで多くの求人を見たい場合におすすめ。
  • 転職エージェント: 非公開求人の紹介や、書類添削、面接対策など、プロのサポートを受けたい場合におすすめ。

未経験からの転職で不安が大きい場合は、まず転職エージェントに相談してみるのが成功への近道です。

 

STEP4: 面接対策「未経験であること」をポジティブに伝える

面接では、未経験であることを卑下する必要は全くありません。 「未経験ではございますが、前職で培った〇〇のスキルを活かせると考えております。また、固定観念がない分、貴社のやり方を素直に吸収し、一日も早く戦力になれるよう努力いたします」 このように、未経験を「伸びしろ」としてポジティブにアピールしましょう。

 

STEP5: 複数の内定から優良企業を見極める

もし複数の企業から内定をもらえたら、給与や待遇だけでなく、職場の雰囲気や教育体制などを総合的に判断しましょう。 面接時に質問したり、口コミサイトを参考にしたりして、自分に合った長く働ける環境かを見極めることが大切です。

 

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おすすめ転職エージェントのイメージ

転職活動は孤独な戦いになりがちです。特に未経験からの挑戦は、不安でいっぱいですよね。そんな時、心強い味方になってくれるのが転職エージェントです。

 

なぜ転職エージェントを使うべきなのか?

 

  • 非公開求人を紹介してもらえる: サイトには載っていない、優良企業の求人に出会える可能性がある。
  • 客観的なアドバイスがもらえる: あなたの強みや適性を見つけ、キャリアプランを一緒に考えてくれる。
  • 書類添削や面接対策が無料: 採用担当者の視点で、通過率の高い応募書類の作り方や面接の受け答えを指導してくれる。
  • 面倒な日程調整を代行してくれる: 働きながらの転職活動でも、スムーズに進められる。

 

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転職エージェントは、担当してくれるキャリアアドバイザーとの相性も非常に重要です。また、エージェントによって持っている求人も異なります。

リスクを分散し、自分に最適な選択をするためにも、2〜3社のエージェントに登録しておくことをおすすめします。

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よくある質問 Q&A

 

Q. 事務職の給料はどのくらいですか?

A. 企業の規模や地域、業務内容によって異なりますが、国税庁の「民間給与実態統計調査」などを参考にすると、未経験からのスタートであれば年収250万円〜350万円程度が一般的です。経験を積んだり、経理などの専門スキルを身につけたりすることで、年収アップを目指せます。

 

Q. 男性でも未経験から事務職になれますか?

A. もちろんなれます。事務職は女性が多いイメージですが、男性を積極的に採用している企業もたくさんあります。特に、総務や法務など、体力や専門知識が求められる分野で活躍する男性は多いです。

 

Q. 事務職の将来性ってどうですか?

A. AIの発展により、単純な入力作業は減少していく可能性があります。しかし、人とのコミュニケーションやイレギュラーな事態への対応、業務改善の提案など、人にしかできない付加価値の高い仕事の重要性はますます高まっていきます。専門性を身につけ、主体的に動ける事務職は、今後も必要とされ続けるでしょう。

 

まとめ:自信を持って事務職への一歩を踏み出そう!

 

今回は、20代未経験から事務職への転職を成功させるための具体的な方法について解説しました。

  • 20代ならポテンシャル採用で十分に転職可能
  • アパレルや接客の経験は、事務職で活かせる強みになる
  • PCスキルやコミュニケーション能力をアピールすることが重要
  • 不安な時は、転職エージェントを頼るのが成功への近道

「厳しいかも…」という不安が、「私にもできるかも!」という自信に変わったのではないでしょうか?

あなたのこれまでの経験は、決して無駄ではありません。視点を変え、言葉を翻訳してあげるだけで、それは採用担当者の心に響く強力な武器になります。

新しいキャリアへの第一歩は、勇気がいるかもしれません。しかし、その一歩を踏み出すことで、あなたが理想とするワークライフバランスの取れた未来が待っています。

この記事が、あなたの挑戦を後押しできれば幸いです。

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